テトリスについて調べてみた件

テトリス(ロシア語: Тетрис)は、1980年代末から1990年代初めにかけ、世界各国で大流行したコンピューターゲーム。落ち物パズルの元祖である。

概要

オリジナルはソビエト連邦のコンピュータ科学者アレクセイ・パジトノフが開発した。1984年6月6日に初めてプレイ可能な版が開発され、その後、ライセンス供給が様々なゲーム制作会社に対してなされ、各種のプラットフォーム上で乱立する状態になった。

日本では、1988年にセガ・エンタープライゼス(後のセガ・インタラクティブ)から発売されたアーケード版(セガ・システム16版)の人気により浸透した。当時はまだ操作法が確立されていなかったが、このシステム16版の登場以降は同作のものが日本国内における事実上の標準となり、その影響力から特に「セガテトリス」とよく呼ばれる(2000年にアーケードとドリームキャストでこれと同名のゲームソフトが発売されているものの、普通は1988年にリリースされたシステム16版を指す場合が多い。この2000年版はよく「新セガテトリス」と呼ばれる)。このアーケード版は現在でも日本各地の多くのゲームセンターで稼動している。別冊宝島には1989年のサブカル・流行の1つとしてテトリスが紹介されている

その後、1989年に任天堂から発売されたゲームボーイ版も「いつでもどこでも好きに遊べる」ことと「対戦プレイもできる」という点で大人気となり、国内出荷本数約424万本と、ゲームボーイ最初期の作品ながら、ゲームボーイソフト単体での史上売上1位を記録。

ロシアをイメージしたアニメーションや背景画像(タイトルの聖ワシリイ大聖堂、ブラン、ソユーズを打ち上げるアニメーションなど)や、ロシア音楽(トロイカやカリンカ、ソビエト連邦国歌(後のロシア連邦国歌と同じ曲)など。コロブチカはゲームボーイ版のBGMとして有名)をベースにアレンジされたBGMが用いられているものが多いが、全くイメージを切り離しているものも少なくはない。

なお、『テトリス』の持つ数学性、動的性、知名度、並びに実装の平易性から、『テトリス』をゲームプログラミングの練習題材として用いられる例がしばしば見られる。

由来

パジトノフは当初、オモチャ屋でみかけた(正方形5つからなる)ペントミノのパズルピースセットを、勤めていた研究所(ドラドニーツィン・コンピューティングセンター)のコンピュータで6日かけて再現し、そのゲームを「遺伝子工学」(Genetic Engineering)と名付けていた。次いで扱いやすいよう図形を(正方形4つからなる)テトロミノに変更し、その7種の「テトロミノス」を十字キーで画面に隙間なく置いていくというゲームにした。しかしまだコンピュータ・ゲームならではのアクション性が足りないように思え、枠の中に置いたテトロミノスの数で得点を競うようにもしてみたが満足せず、やがて枠を画面全体でなく縦長の「通路」にし、上から下へ落ちてくるテトロミノスを操作するというゲームにした。しかしそれだけだと枠が短時間で埋まってしまう。そこから「横一列に並んだテトロミノスは消滅する」という発想が生まれた。

そして、「テトロミノス」が積み上がっては消滅する一進一退の様子を「テニス」(теннис)になぞらえ、パジトノフはこのゲームを「テトロミノス」と「テニス」のかばん語で『テトリス(Тетрис)』と名付けた。開発にはパジトノフの他、Dmitry Pavlovsky と Vadim Gerasimov も関わった。

ルール

4つの正方形を組み合わせて作られた、片面型テトロミノ状のブロックピース(以下の7種、本作ではこれらを「テトリミノ」(Tetrimino)と呼ぶ)がフィールド上方からランダムに1種類ずつ落下してくる。

個々のテトリミノの名称は特に厳密に定められているわけではないようだが、その形状により、左から以下のような通称で呼ばれることが多い(色についてはセガ製テトリスで用いられた色を元にしているが、ガイドライン(後述)では完全に別の色に統一されている)。

  • I-テトリミノ(セガ製・赤、ガイドライン・水色)
  • 4列消し「テトリス」を決めることのできる唯一のテトリミノ。
  • O-テトリミノ(セガ製、ガイドライン共に黄色)
  • 回転させても形の変わらないテトリミノ。
  • S-テトリミノ(セガ製・紫、ガイドライン・黄緑)
  • Z-テトリミノ(セガ製・緑、ガイドライン・赤)
  • J-テトリミノ(セガ製・ガイドライン共に青)
  • L-テトリミノ(セガ製・ガイドライン共にオレンジ)
  • T-テトリミノ(セガ製・水色、ガイドライン・紫)
  • T-spinが唯一可能なテトリミノ
  • プレイヤーはテトリミノを左右90度単位で4方位に回転させるか、格子単位で左右に移動させるか、高速に(又は瞬時に)落下させるかのいずれかまたはその複合の操作を落下中にすることができる。
  • このテトリミノを落とす場となるフィールドのサイズは、公式には縦20行 × 横10列とされている。
  • テトリミノがフィールド最下段、または他のテトリミノの上に着地するか引っかかると、そのテトリミノはブロックとしてフィールドに固定される。そして新しいテトリミノがフィールド上方に出現する。
  • 格子の任意の1 – 4段がすべてブロックで埋め尽くされると、その段が消滅し、段数によって以下のように呼ばれ、得点となる(得点の付け方は作品によって異なる)。同時に多くの段(通常は最大4段)を消去する程高得点が得られる(特に4段消しを「テトリス」と呼ぶ)。
  • 1段消し…シングル
  • 2段消し…ダブル
  • 3段消し…トリプル
  • 4段消し…テトリス
  • 消滅した段の上にあったブロックは、速やかに消えた段数分落下し、同様に新しいテトリミノがフィールド上方に出現する。

    棒・L字・逆L字型のテトリミノを用いて1段消し(シングル)を2回同時に決めることもでき、このような消し方はダブルとして扱われる(画像は概略を示したアニメーションGIF)。(新)セガテトリスではこの消し方をスプリットと呼んでいる。

    棒状のテトリミノを用いてシングルとダブルを同時に決めることもでき、このような消し方はトリプルとして扱われる(画像は概略を示したアニメーションGIF)。(新)セガテトリスではこの消し方をワン・ツーと呼んでいる。

  • 固定されたブロックがフィールドの最上段(最下段を1段目とすれば、20段目)まで積み重なる(正確には、作品により異なるが出現したテトリミノが出現位置で固定されたブロックと重なる状態、あるいは最上段の更に上の段でブロックが固定された状態で判定する)とゲームオーバーとなる。
  • また、通常は現在操作中のテトリミノの次に落ちてくるテトリミノを予告する欄も表示されている。
  • 近年は最低3個まで表示する実装が多い。詳細は後述の#ガイドラインを参照。
  • 慣れたプレイヤーはこれを見ることで、続く操作を考えながらプレイすることができる。
  • 一部のタイトルでは、次に落ちてくるテトリミノの予告を非表示にすることのできるオプションが実装されているものもある(ゲームボーイ版など)。次のテトリミノがわからないとそれだけ難易度が上がるため、上級者向けのオプションといえる。
  • パジトノフは、これらのルールからプレイヤーが以下のような段階を経て次第に高得点を得る方法を学習すると考えた。

  • ルール・操作法を理解する段階
  • テトリミノを隙間無く並べるようになる段階(回転させない)
  • テトリミノを回転させるとどのような形状になるかを予想し、狙って回転させる段階
  • 次に落ちてくるテトリミノも見て考える段階
  • 高得点を狙い、複数段をまとめて消すことを狙うようになる段階
  • 4段消しを狙い、端の1列のみを残して積む段階
  • 実際、多くのプレイヤーはこのように学習しているものと思われる。また、チンパンジーなどの類人猿に『テトリス』を学習させる実験でも、同様の過程でルール学習を行っていることが確認されている。

    追加ルール

  • テトリミノが固定されてから、次のテトリミノが出現するまでの時間を速くする
  • ラインを消した際に表示されるアニメーションを速くする(=ライン消去時に延長されている次のテトリミノが出現するまでの間隔も短縮される)
  • 転がせる時間(遊び時間)を短くする
  • テトリス・ハイ

    『テトリス』に慣れ、瞬間的な判断・操作を数多くこなすようになると、次第に思考が自動化されてくる。ゲームが進むにつれ、テトリミノは次第に高速で落下し、もはや目にも留まらぬ速度で落下してくるのであるが、数十分から数時間もゲームが続けられるようになるのである。

    人間の脳はこのような状態に置かれると、一種の催眠状態となり快感が引き起こされる。この快感は「テトリス・ハイ」と呼ばれ、ときには中毒的にもなる。

    ちなみに、日本大学教授の森昭雄はこの中毒的な状況を元に、『テトリス』などのコンピュータゲームを行なっているプレイヤーの脳波の特徴が痴呆(認知症)患者のそれに似ているとして「ゲーム脳」仮説を提唱した。

    しかし、これは科学的根拠に乏しい点が多いことや、コンピュータゲーム以外の作業も、慣れればゲーム脳と同様の状態になるといったゲームに限定された現象ではないとする指摘もあることから、専門家の多くはこの仮説を支持していない。

    さらに、森は各地の講演で「『テトリス』はソ連の軍隊で人を殺すための教育の一つとして開発されたもの」と発言しているが、これは事実ではない。なお逆に、ジョークであるが「テトリスは西側諸国の生産性を落とすためのソ連の罠という説」は、当時から、今日でもたまに言われる。

    テトリスを長時間やりこむことで、周りの箱状のものがテトリスに見えてきたり、テトリスのような図形が落ちて行く夢や幻覚を見ることもある。これはテトリス効果と呼ばれる。

    ライセンス

    発表当時『テトリス』の版権はソ連の外国貿易協会 (ELORG) が持っており、イギリスのミラーソフトがハンガリーのアンドロメダ・ソフトウェアを経由してライセンスを取得。

    さらにアタリゲームズがミラーソフトよりライセンスを取得してアーケード用・家庭用『テトリス』を製造・販売していた。

    これに対し、1989年に任天堂がELORGと直接ライセンス契約を結び、家庭用ゲームにおける独占販売権を得る。ちなみにライセンスの交渉中は冷戦下だったため、交渉に行った社員には常に公安関係者が付き添っており非常に緊張したとのこと。

    アタリゲームズと子会社のテンゲンは著作権侵害でNOA(ニンテンドー・オブ・アメリカ)を訴えたが、ミラーソフトのライセンスはPCゲーム用のもので、アタリゲームズ及びテンゲンにはそもそも製造・販売権はないとされ、敗訴。テンゲンからライセンスを受けていたセガ(後のセガホールディングス)もこれによりライセンスが無効であることとなり、すでに生産を終えていたメガドライブ版テトリスの販売を断念し、生産した商品の破棄を余儀なくされた。このメガドライブ版テトリスは2006年にPS2用ソフトSEGA AGES 2500シリーズ Vol.28 テトリスコレクションで完全移植が実現した。

    ちなみにセガがアタリゲームズ社からライセンスを得る際、当時のアタリゲームズの経営権を持つナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)にライセンスの優先権があり、アタリゲームズ社側からナムコが同作を扱うか検討されたが、ナムコが断ったためセガがライセンスを受けることができたという事情がある。

    『テトリス』のルールを完全に踏襲した事実上の2作目、3作目にあたるセガのアーケードゲーム『フラッシュポイント』『ブロクシード』は『テトリス』の名前を使っておらず、版権問題発生後に応急的に業務用のみの許諾をELORGから得て販売した。また、『ブロックアウト』(California Dreams, 日本での移植はテクノスジャパン)や『ジオキューブ』(テクノスジャパン)、そして、アレクセイ・パジトノフ自身が関わった『ウェルトリス』(ビデオシステム)といった、『テトリス』を3次元化したようなソフトも存在した。

    その後、1996年にザ・テトリス・カンパニーが設立され、同社が版権管理やライセンスの手続きを行うようになり、複数の会社からゲームが発売されたことから、従来のような「独占販売権を得る」という形態はなくなった。

    日本では1996年、PlayStation向けにBPSより『テトリスX』が、ジャレコより『テトリスプラス』が発売された。さらに1998年11月にはNINTENDO64向けにセタの『テトリス64』とカプコンの『マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー』が同時期に発売された。この間は、各社から様々なアレンジを加えた『テトリス』が登場している。

    しかし1999年、アリカが発売を予定されていたPlayStation版『テトリス ザ・グランドマスター』が、ザ・テトリス・カンパニーによる「『テトリス』の商品化は1プラットフォームにつき1社のみとする」という方針を受けて発売中止を余儀なくされる事態が発生する。

    しかし、その後も「1プラットフォームで2社以上から発売されている」現状は変わっておらず、この発売中止の理由と目的についての事実関係は未だ不明のままである。

    1999年以降では、以下のソフトが「1プラットフォームで2社以上から発売」されているテトリスとなっている。

  • PlayStation (PS)
  • 1999年3月18日 『マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー』 発売元:カプコン
  • 1999年12月16日 『ザ ネクスト テトリス デラックス』 発売元:BPS
  • 2000年7月19日 『SuperLite1500シリーズ ザ・テトリス』 発売元:BPS/サクセス
  • 2000年8月10日 『テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート』 発売元:アリカ
  • PlayStation 2 (PS2)
  • 2003年12月18日 『SuperLite2000 パズル テトリス?キワメミチ?』 発売元:サクセス
  • 2006年9月28日 『セガエイジス2500シリーズ Vol.28 テトリスコレクション』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • Xbox 360
  • 2005年12月 『テトリス ザ・グランドマスター エース』 発売元:AQインタラクティブ
  • 2007年3月19日『Tetris Evolution』 発売元:THQ
  • 2007年10月3日 『Tetris Splash』発売元:Tetris Online, Inc./Microsoft Game Studios
  • ニンテンドーDS (DS)
  • 2006年4月27日 『テトリスDS』 発売元:任天堂
  • 2010年8月5日 『テトリスパーティプレミアム』 発売元:ハドソン
  • ニンテンドー3DS (3DS)
  • 2011年10月20日 『テトリス』 発売元:バンダイナムコゲームス
  • 2011年12月28日 『テトリス(バーチャルコンソール版)』 発売元:任天堂
  • 2014年2月6日 『ぷよぷよテトリス』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • 2005年12月には、日本における版権やライセンスの管理のため、テトリスオンライン・ジャパンが設立され、ヘンク・ブラウアー・ロジャースが同社の取締役に就任した)。

    ミニテトリス(ピコリン55)

    1996年に、液晶画面と操作ボタンを備え、『テトリス』と類似内容のゲームが内蔵された小型の携帯ゲーム機『みに・テトリン』、『テトリス』以外に複数のミニゲームが追加された『テトリン55』がゲームテックから発売され、ゲームボーイ版『テトリス』発売以来の大ブームとなった。ところが、このゲーム機の製造元・販売元は『テトリス』のライセンスを取得しておらず、名称も酷似していることから商標権をめぐり裁判となった。

    その結果、販売元がゲーム機の名称を『テトリン55』から『ピコリン55』に改称して製造・販売を続け、その後、ブームが去るまで同様の類似品が大量に出回る結果となった。

    なお、この『テトリン』ブームを受け、後に正式に『テトリス』ライセンス許諾を受け内容をテトリスに特化した携帯ゲーム機『テトリスJr.』がヒロから発売されている。こちらは発売元を変えながら、2000年代以降も後継機種が販売されている。

    それ以降、『ピコリン55』などのような「テトリスの名を使わず」「テトリスと類似」の携帯型ゲームを製造・販売されることは(少なくとも大規模には)起こっておらず、ザ・テトリス・カンパニーが存在する現在では、きちんとライセンス問題を解消した上で堂々と『テトリス』を売ろうというのが業界内での常識となっているようだ(ライセンスを取得して発売されている例としては、エポック社の『EL-SPIRITS テトリスシリーズ』などがある )。

    ガイドライン

    概要

    『テトリス』は、世に出た当初から様々な開発者により様々なプラットフォーム向けに多くのバージョンが開発されてきたが、従来の『テトリス』における基本的なルール以外の細かいチューニング(たとえば細かい操作感覚、テトリミノの回転法則、新モードなど)に関しては全て各々の開発者による創意工夫に委ねられていた。そのため、ソフトによっては操作感覚や細かいルールやアレンジされたルール、新機能が全く異なることが多々あった。

    そこで、2002年にザ・テトリス・カンパニーの社長ヘンク・ブラウアー・ロジャースによって、これらの細かい部分を統一するためのガイドラインが制定された。

    この内容の多くは、ロジャース自身がデザインし2001年(日本では2002年)に各プラットフォームで発売された『テトリスワールド』のルールがベースとなっている。

    このガイドラインの正式名称や詳細な内容は、一般ユーザに公開されていないが、通称「ワールドルール」「世界基準」「TETRIS 2002 ガイドライン」「TETRIS 2005 ガイドライン」などと呼ばれており、ゲームやメーカーによっても呼び方が異なっている。

    ガイドラインは2002年に制定された最初の「TETRIS 2002 ガイドライン」と、2005年に改定された「TETRIS 2005 ガイドライン」が存在することが確認され、さらにTGMシリーズのプロデューサー三原一郎の運営するブログにて、「2008年のガイドライン」の存在を示唆する記述や、「2010年のガイドライン」が存在し、パブリッシャーはそれを必ずしもすべて実装する必要がないことを示唆する記述も確認されている。

    また、テトリスオンラインジャパンのコンテンツにおけるT-Spinの判定方法の相違、スピンボーナスのMini判定の導入、Tテトリミノ以外へのスピンボーナスの導入などから、2008年、2009年、2010年のガイドラインが同様に存在すると推測される。

    このガイドラインの制定後に誕生した『テトリス』では、おおむね以下のような共通した仕様を持っている(ガイドラインの仕様が一部採用されていないゲームもあるため、必ずしも全て実装する必要はないと思われる)。

    ほとんどのゲームで採用されている仕様

    ※ このうち、ゴーストブロック、ハードドロップ、テトリミノの偏り補正などの一部のシステムは、ガイドラインの制定前に登場した『テトリス ザ・グランドマスター』や『マジカルテトリスチャレンジ』などに採用されており、全てが必ずしもガイドライン制定と同時に生まれたわけではない。

    一部を除くゲームで採用されている仕様

  • テトリミノが固定される前にした最後の操作が回転である
  • テトリミノを最後に回転させてから横に動かしたり、下に落下していない
  • T字形のテトリミノの四隅にブロックまたは壁が3つ以上ある
  • テトリスワールドでは、壁はブロックとして扱われない。よって壁際でのT-SpinはT-Spin扱いにならないことがある。
  • TGM3では、テトリミノが固定される前にした最後の操作が回転であり、1ラインでも消せばT-Spinとして扱われる。よって、T字形のテトリミノを覆うブロックが2つだけでも成立する(また、従来のクラシックルールでもT-Spinが採用されている)。
  • ジー・モード社の『TETRIS BLACK』(携帯電話ゲーム)およびそれ以降のシリーズでは水色のT字型のテトリミノが出現し、これでT-Spinをすると「SUPER T-SPIN」となり、ボーナス得点が2倍になるという追加要素を採用している。
  • iPod版テトリスと『テトリス:ニューセンチュリー』、Wiiウェアの『テトリスパーティ』では、回転補正を使うT-SpinがT-Spin扱いにならない。よってT-Spin Tripleは存在しない。
  • 『テトリスアドバンス』や『テトリス?キワメミチ?』や『TGM-ACE』などではT-Spinそのものが採用されていない。
  • テトリスオンラインなどでは、一部のT-Spin SingleがT-Spin Miniとして扱われる。またPSP版『TETRIS』では壁際でのT-Spinは「ミニT-Spin」と表記される。
  • テトリス検定などでは、一部のT-Spin Single, T-Spin DoubleがそれぞれT-Spin Mini-S, T-Spin Mini-Dとして扱われる。
  • 10ライン消すたびにレベルが上昇する方式。
  • テトリスワールドで採用されていたレベルアップ方式。現在のレベル×5の数だけ「ポイント」(ゲームによっては「ライン」と表記)を得るとレベルが上昇する。ポイントは消去ラインに加え、T-SpinやBack to Backによるボーナスも加味される。複数のラインを一度に揃えるとより高いポイントが得られる(たとえば2ライン同時に揃えた場合は3ポイント)ため、ポイント数=ライン数という訳ではない。
  • その他の細かな監修

    これ以外にも、独自の追加要素などあらゆる部分にザ・テトリス・カンパニーによる細かな監修が入る。

    批判

    これらのガイドラインにより、一部の要素(例えばホールドやテトリミノの偏り補正)が『テトリス』のゲーム性や戦略性を深めるためにうまく機能している反面、今までに『テトリス』を制作してきた開発者による創意工夫の積み重ねを台無しにしかねないような仕様や要素も多く含まれている。さらに、

  • 方向キーの左右を押しっぱなしにしたときの移動速度や下ボタンでの落下など、全体的に操作性が鈍く、素早い操作が困難なゲームもある(方向キーを押した際、テトリミノを移動させる速度までは完全に統一されていない)。
  • 下ボタンではテトリミノの落下が非常に遅いうえにすぐに固定せず、その反面ハードドロップでは落下後すぐに固定するなど、ハードドロップの使用を大前提としたシステムになっている。また、新しいテトリミノが画面外から出現する(つまり、出現の瞬間に見えないので、そのままでは形状をすぐに認識できない)など、ゴーストブロックも同様に使用することが大前提となっている。
  • ハードドロップ後にテトリミノがすぐに固定され、直後に次のミノが出現するため、その出現の瞬間に誤ってハードドロップで落としてしまったり、あるテトリミノを狙っていた位置より横にずれた位置にハードドロップで落としてしまったりなど、操作性に悪い影響があり、単純な操作ミスを誘発しやすい。
  • テトリミノの色が従来親しまれていたものと全く異なる。
  • ガイドラインではL字・逆L字・T字型のテトリミノが上下逆さま(落下時の向き)になっているため、従来のテトリスに慣れたプレイヤーは多少困惑することもあり、慣れを要する(ただし、L字・逆L字・T字型が逆さだと、地形や溝に引っかかる心配が低減する)。
  • ガイドライン制定前と制定後では、テトリミノの回転法則が全く異なっている。
  • アーケードのテトリスで、唯一ガイドラインに対応している「TGM3 (TI)」の筐体に据え付けられている回転ボタン(ワールドルール)の配置およびレバーの上下を入力した際の機能が、前2作とは正反対であり、ボタンの回転する方向を変更できない。
  • ホールドやT-Spinなどの複雑なシステムが追加されたため、テトリスの本来のわかりやすさや、有名なゲームであるがために説明が不要だったといった面が失われてしまっている。
  • T-Spin Tripleのようなバグに近いシステムが公式に採用されている。
  • のように、ゲームとして不自然な仕様や、ガイドライン未対応の旧式『テトリス』(なかでもセガのシステム16版、任天堂のゲームボーイ版、アリカの『テトリス ザ・グランドマスター』シリーズなど、日本製の代表的なテトリス)に慣れ親しんでいた者にとっては、これらよりも大きく劣っている部分や違和感の強い部分、配慮の足りない部分などが多い。にもかかわらず、各タイトルが個別にガイドライン上のシステムを改善することは基本的に許されない(ただし、これは初期設定におけるデフォルトの場合を指し、家庭用ゲーム機向けではオプションでシステムの一部を変更できるよう認められることがある)。

    特に、上記ガイドライン仕様のうちのインフィニティは、それが原因でゲームバランスを大きく破綻させてしまっている。難易度が極端に下がるために、ある程度テトリスに慣れたプレイヤーだといつまでもゲームオーバーにならない。それどころか、初期のガイドラインに準拠したゲームでは、回転ボタンをただ押し続けているだけでゲームが進行しなくなる。

    一部作品では裏技的な手段により無限回転(擬似的なインフィニティ)が可能である。たとえば、タイミングが極めてシビアではあるものの、セガテトリスでもこの無限回転は実現が可能。テトリスDXでも、落下速度が低速であれば同様に無限回転が可能。TGM3では回転制限がありできないはずだが、スーパーローテーションとインフィニティルールの盲点(ミノが1ブロックでも落下すればインフィニティの制限がリセットされる)の組みあわせにより、遅延モードによる20Gが発動する15分まで無限回転ができてしまう。ネットワーク対戦が可能なテトリスDSなどでも可能であり、同様の操作を繰り返すことでゲームが終了しない可能性がある。

    日本で登場したテトリス系ゲーム

    1980年代

    1990年代

    2000年代

    2010年代

    日本で登場したテトリス系ゲーム(機種別)

    アーケードゲーム

  • 1988年 『テトリス』 稼働元:セガ・エンタープライゼス(後のセガ・インタラクティブ)
  • 1995年 『テトリスプラス』 稼働元:ジャレコ
  • 1997年 『テトリスプラス2』 稼働元:ジャレコ
  • 1998年 『テトリス ザ・グランドマスター』 稼働元:アリカ/カプコン
  • 1998年11月 『マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー』稼働元:カプコン
  • 2000年11月 『セガテトリス』 稼働元:セガ (後のセガ・インタラクティブ)
  • 2001年 『テトリス ジ・アブソリュート ザ・グランドマスター2(PLUS)』 稼働元:アリカ/彩京
  • 2005年3月 『テトリス ザ・グランドマスター3 -Terror Instinct-』 稼働元:アリカ/タイトー
  • 2009年12月17日 『テトリス・デカリス』 稼働元:セガ(後のセガ・インタラクティブ)
  • 未定 『テトリス ザ・グランドマスター4 ザ・マスターズ・オブ・ラウンド』(仮題) 稼働元:アリカ
  • コピーゲーム 発売元不明(画面にメーカー名が出ない)

    パソコンゲーム

  • 1988年 『テトリス』 発売元:BPS(PC-9801版・PC-8801以降版(当時としては珍しく無印対応だった)・PC-88VA版・X1版・X68000版・FM77AV版・FMR版・MSX2版)
  • 2005年以降 『テトリスオンライン』 発売元:テトリスオンライン・ジャパン
  • 任天堂製ハード

  • (発売中止)『テトリスJr.』 発売元:任天堂
  • 1988年12月22日 『テトリス』 発売元:BPS
  • 1991年12月13日 『テトリス2+ボンブリス』 発売元:BPS
  • 1993年9月21日 『テトリスフラッシュ』 発売元:任天堂
  • 1992年12月18日 『スーパーテトリス2+ボンブリス』 発売元:BPS
  • 1993年12月24日 『テトリス武闘外伝』 発売元:BPS
  • 1994年1月21日 『スーパーテトリス2+ボンブリス 限定版』 発売元:BPS
  • 1994年7月8日 『テトリスフラッシュ』 発売元:BPS
  • 1994年12月16日 『スーパーテトリス3』 発売元:BPS
  • 1995年8月25日 『Vテトリス』 発売元:BPS
  • 1998年11月13日 『テトリス64』 発売元:アムテックス/セタ
  • 1998年11月20日 『マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー』発売元:カプコン
  • 2002年12月20日 『テトリスワールド』 発売元:サクセス
  • 2008年10月14日 『テトリスパーティ』 配信元:ハドソン
  • 2010年8月5日 『テトリスパーティープレミアム』 発売元:ハドソン
  • 2014年2月6日 『ぷよぷよテトリス』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • 2017年3月3日『ぷよぷよテトリスS』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • 1989年6月14日 『テトリス』 発売元:任天堂
  • 1994年6月14日 『テトリスフラッシュ』 発売元:任天堂
  • 1995年3月17日 『スーパーボンブリス』 発売元:BPS
  • 1996年12月27日 『テトリスプラス』 発売元:ジャレコ
  • 1998年10月21日 『テトリスDX』発売元:任天堂
  • 1999年11月12日 『テトリスアドベンチャー すすめミッキーとなかまたち』 発売元:カプコン
  • 1999年12月10日 『スーパーボンブリス デラックス』 発売元:BPS
  • 2002年4月26日 『テトリスワールド』 発売元:サクセス
  • 2003年11月28日 『みんなのソフトシリーズ テトリス アドバンス』 発売元:サクセス
  • 2006年4月27日 『テトリスDS』 発売元:任天堂
  • 2010年8月5日『テトリスパーティープレミアム』 発売元:ハドソン
  • 2011年10月20日『テトリス』 発売元:バンダイナムコゲームス
  • 2011年12月28日『テトリス』(バーチャルコンソール版) 配信元:任天堂
  • 2014年2月6日『ぷよぷよテトリス』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • 2002年3月21日 『ポケモンショックテトリス』 発売元:ポケモン
  • ソニー・コンピュータエンタテインメント製ハード

  • 1996年3月29日 『テトリスX』 発売元:BPS
  • 1996年9月6日 『テトリスプラス』 発売元:ジャレコ
  • 1999年1月7日 『ザ ネクスト テトリス』 発売元:BPS
  • 1999年3月18日 『マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー』 発売元:カプコン
  • 1999年12月16日 『ザ ネクスト テトリス デラックス』 発売元:BPS
  • 2000年7月19日 『SuperLite1500シリーズ ザ・テトリス』 発売元:BPS/サクセス
  • 2000年8月10日 『テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート』 発売元:アリカ
  • (発売中止)『テトリス ザ・グランドマスター』 発売元:アリカ
  • 2003年12月18日 『SuperLite2000 パズル テトリス?キワメミチ?』 発売元:サクセス
  • 2006年9月28日 『セガエイジス2500シリーズ Vol.28 テトリスコレクション』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • 2011年7月6日 『テトリス』 配信元:エレクトロニック・アーツ
  • 2014年2月6日 『ぷよぷよテトリス』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • 2014年12月4日『ぷよぷよテトリス』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • 2009年11月1日 『TETRIS 永遠の楽しさがここに!』 配信元:エレクトロニック・アーツ
  • PSP goの発売にあわせ、ダウンロード販売による形式で配信。
  • 2014年2月6日 『ぷよぷよテトリス』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • セガ製ハード

  • (発売中止)『テトリス』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • 1996年8月30日 『テトリスプラス』 発売元:ジャレコ
  • 1996年12月27日 『テトリスS』 発売元:BPS
  • 1998年12月23日 『テトリス4D』 発売元:BPS
  • 2000年11月23日 『セガテトリス』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • マイクロソフト製ハード

  • 2002年11月14日 『テトリスワールド』 発売元:サクセス
  • 2005年12月 『テトリス ザ・グランドマスター エース』 発売元:AQインタラクティブ
  • 2014年12月4日『ぷよぷよテトリス』 発売元:セガ(後のセガゲームス)
  • 携帯電話ゲーム

  • 2003年 『TETRIS 2002』 発売元:ジー・モード
  • 2003年 『TETRIS BLUE』 発売元:ジー・モード
  • 2003年 『TETRIS RED』 発売元:ジー・モード
  • 2004年 『TETRIS BATTLE』 発売元:ジー・モード
  • 2006年 『TETRIS BLACK』 発売元:ジー・モード
  • 2006年 『TETRIS GOLD』 発売元:ジー・モード
  • 2006年 『TETRIS GREEN』 発売元:ジー・モード
  • 2006年 『TETRIS BLUE ケータイ少女』 発売元:ジー・モード
  • 2007年 『TETRIS CRYSTAL』 発売元:ジー・モード
  • 2007年 『TETRIS DIAMOND』 発売元:ジー・モード
  • 2007年 『TETRIS BLACK RANKING』 発売元:ジー・モード
  • 2007年 『テトリス☆ドコモダケ』 携帯電話ゲーム(NTTドコモ):ジー・モード
  • 2008年 『TETRIS 1to3』 携帯電話ゲーム:ジー・モード
  • 2008年 『TETRIS検定RANKING』 携帯電話ゲーム:ジー・モード
  • 2009年1月『TETRIS LEAGUE』 携帯電話ゲーム:ジー・モード
  • 2010年12月『TETRIS GREE LEAGUE』 携帯電話ゲーム:ジー・モード
  • 2010年12月『TETRIS Mobage LEAGUE』 携帯電話ゲーム:ジー・モード
  • 2011年6月1日 『Disney テトリス1to3』 携帯電話ゲーム:ウォルト・ディズニー・ジャパン
  • その他のハード

  • 2002年4月18日 『テトリス』 発売元:ヴァンガード
  • 2006年9月13日 『テトリス』 配信元:エレクトロニック・アーツ
  • 2008年 『テトリス』 配信元:エレクトロニック・アーツ
  • 2013年 『テトリスモンスター』 配信元:エレクトロニック・アーツ・エイティング
  • 1989年 『テトリス』 発売元:BPS
  • 1989年 『対戦型テトリス』 発売元:トミー(現タカラトミー)
  • 1996年 『ミニ・テトリン』『テトリン55』『ピコリン55』 発売元:ゲームテック
  • 1996年 『テトリスJr.』 発売元:ヒロインターナショナル
  • 1998年 『テトリス.com』販売元:ユニオン工業
  • 2007年7月28日 『みんなのテトリス』 発売元:エポック社

    日本国外で登場した主なテトリス系ゲーム

  • 1987年『TETЯIS』 IBM PC、Commodore 64、Amiga、Apple II、Apple IIGS、Atari ST、Macintosh、ZX Spectrum : スペクトラムホロバイト – 最初に製品化された、アメリカのスペクトラムホロバイトより発売されたパソコン用テトリス。
  • 1988年『TETЯIS』 IBM PC、Commodore 64、ZX Spectrum、Amstrad CPC、Amstrad PCW、BBC Micro/Acorn Electron、MSX、Atari ST、Amiga : ミラーソフト – 初期にイギリスのミラーソフトより発売されたパソコン用テトリス。日本で発売されたBPS版とは異なる。発売は1988年以降だが、クレジットでは「c 1987 ANDROMEDA SOFTWARE LTD」「c 1987 MIRROR SOFT LTD」となっている。
  • 1988年『TETЯIS』 アーケード : アタリ – ラウンドクリア制で、一定ラインを消すごとにその時点のフィールドの低さに応じたボーナス得点が入り、フィールドがすべて消去された状態(高次ラウンドでは初期配置のブロックがある)で次のラウンドが始まる。日本国内では販売されなかった(並行輸入版が少数流通したが、ライセンス問題によりすべて回収された)が、米国内ではセガ版よりもメジャーである。画面には左右2人分のフィールドが表示されており、2人同時プレイも可能(対戦要素は無い)。また、1人プレイでは空いている側のフィールドに、どの種類のピースがどれだけ落下したのか、棒グラフで表されるようになっており、特定のピースのみに偏っているのではないかとプレイヤーに疑念を抱かせないような配慮も初めてなされた。テトリミノの接地後の「遊び」がなく、ある程度のレベル以上で真ん中付近まで積みあがるとそのまま詰むことも多かった。
  • 1988年『VS. TETЯIS』 アーケード(任天堂VS.システム) : アタリ – アーケード向けVS.システムへの移植版。開発はテンゲン(Tengen)。上記アーケード版を元にした移植だが、新たに2人のプレイヤーが1つのフィールド内でそれぞれのテトリミノを同時に操作する協力プレイが搭載されている。
  • 1989年『TETЯIS』 Nintendo Entertainment System : テンゲン – NOA(ニンテンドー・オブ・アメリカ)の許諾を得ずに製造し強行販売したが、後に敗訴して販売差し止めとなった。内容は上記VS.システム版を元にしているが、2P側をコンピュータ操作に割り当てた同時プレイ・協力プレイも搭載された。
  • 1989年『TETRIS』 Nintendo Entertainment System : Nintendo – 日本で発売されたBPSのファミコン版とは異なる内容。テンゲンのNES版『テトリス』の販売差し止め後に発売された。1人プレイ専用で、持久モードのTYPE-AとステージモードのTYPE-Bを搭載しており、後のゲームボーイ版のシステムの原型となった。なお、日本国内ではBPSが改めて任天堂からライセンス許諾を受けたため、任天堂版の本作はリリースされずそのままBPSのファミコン版が販売続行となった。
  • 1990年『Nintendo World Championships』 Nintendo Entertainment System : Nintendo – アメリカでゲーム大会用に特別制作されたカップリング作品。3本のソフトを1本に収録しており、お題に沿って連続でプレイしてスコアを競う。収録ソフトは『スーパーマリオブラザーズ』、『Rad Racer(ハイウェイスター)』、『テトリス』の3本だが、それぞれお題によってプレイ内容が指定され、時間制限が付いている。
  • 1992年『SUPER MARIO BROS. / TETRIS / NINTENDO WORLD CUP』 Nintendo Entertainment System : Nintendo – ヨーロッパで発売されたカップリング作品。3本のソフトを1本に収録しており、上記とは異なりそれぞれのゲーム内容が独立したソフトをタイトル画面で選択する形式。収録ソフトは『テトリス』の他、『スーパーマリオブラザーズ』と『NINTENDO WORLD CUP(熱血高校ドッジボール部 サッカー編の欧米版)』。
  • 1994年『Tetris & Dr. Mario』 Super NES : Nintendo – NESの『テトリス』と『Dr.マリオ』を移植し、1本のソフトに収録した。対戦では双方のゲームを順番にプレイするMixed Matchが用意されている。
  • 1996年 『Tetris Attack』 Super NES/Game Boy : Nintendo – ザ・テトリス・カンパニーの許諾の元、『テトリス』の名義を借りて発売した『パネルでポン』の日本国外版で、『テトリス』とは全く異なる別ゲーム。登場キャラクターも『スーパーマリオ』シリーズのヨッシーを初めとするキャラクター群に差し替えられている。日本ではヨッシーシリーズのひとつとして『ヨッシーのパネポン』のタイトルでゲームボーイ版のみ発売され、その販促としてスーパーファミコン版がサテラビュー用番組専用ソフトとして配信された。
  • 2001年-2002年 『Tetris Worlds』 PC/GBA/Xbox/Gamecube/PS2 : THQ(国内版はサクセス) – 後に#ガイドラインとされるルールを搭載した最初の『テトリス』で、当時のすべての主要プラットフォームに向けて発売された。PC版とPS2版の開発は米国BPS社が担当している。多様なゲームモードが収録されているが、操作性が悪く思うように操作できず、またスコアの概念が存在しない(「現在のレベル」と「あと何ライン消せば次のレベル」という概念しかない)。
  • 2007年3月19日『Tetris Evolution』 Xbox 360 : THQ – Xbox 360用の作品(ライセンスの都合による兼ね合いから、日本では発売されていない)。
  • 2007年10月3日 『Tetris Splash』Xbox 360 (Xbox Live Arcade) : Tetris Online, Inc./Microsoft Game Studios – 価格は800マイクロソフトポイント。最大で6人までのオンライン対戦が可能。横移動などの操作性が良く、日本では販売されていないものの知名度が高い。
  • 2010年5月25日 『Tetris Party Deluxe』Wii:Majesco Games/Tetris Online, Inc/ハドソン
  • 2010年5月25日『Tetris Party Deluxe』ニンテンドーDS:Majesco Games/Tetris Online, Inc/ハドソン – 日本では『テトリスパーティープレミアム』の名称で2010年8月5日に発売された。ミッションテトリスモードが搭載されていないことや、ボンブリスモードが最初から出現しているなどの差異がある。
  • その他の移植

    細かな操作性の再現などを除けば、プログラミング難度は『スペースインベーダー』以下であり(『テトリス』では常に一つのキャラクターしか動かないため)、個人の手により無許可で勝手に移植されたものは誰も把握できないほど無数にある(特に携帯電話ゲームで多い)。

    必要十分な解像度を有しリアルタイムで表示できるディスプレイ、ユーザが入力できる数種類のボタン類(テトリミノの移動、回転のボタンなど)さえあれば、任意にプログラミング可能なコンピュータ類の全てで『テトリス』を再現可能といってよい。

    主な移植作品(クローンゲーム)には、TGMシリーズに類似するゲームシステムを持った『DTET』『Heboris』などのフリーゲームがあるが、どちらも市販品に迫る完成度であったため、現在では権利侵害の可能性が考えられることから双方とも自粛という形で公開を停止している。後者の『Heboris』はYouTubeやニコニコ動画上に多くのプレイ動画が公開されたことがあったが、TGMシリーズの開発元であるアリカが「著作権を侵害している」と主張したことにより、すべてのプレイ動画が削除された。その他にも『Lockjaw』『TetriNET』など様々なフリーソフトのテトリスがあるが、これらは現在も公開が続けられている。

    また、一時期ゲーメスト誌上で「詰めテトリス」が連載されたことがある。ルールは「与えられたテトリミノを任意の順番で落とし、初期配置のブロック(と、与えられたテトリミノ)をすべて消す」というもの。「(旧)セガテトリスレベル1相当で可能な操作」しか許されておらず、回転入れのパターンも制限されていた(回転補正を使うことが出来ない。もちろん、T-Spin Tripleも不可能)。出題された翌月に正解が掲載された。これもある意味移植作であり、数少ないアナログ移植といえる。

    テトリスのシステムをモチーフにしたゲーム

  • 1990年11月20日 『ジョイジョイキッド』 アーケード:SNK
  • 1990年『モザイク』アーケード:富貴商会
  • テトリスを題材とした音楽

  • テトリスのBGMとロシア民謡のコロブチカのメロディをサンプリングしたドクター・スピン(Dr.Spin)の『テトリス』(Tetris)は1992年10月に全英売り上げ6位という人気を得た。
  • YMCKの『Tetrominon ?From Russia with Blocks?』の歌詞と映像はテトリスを扱っている。
  • ハロウィンの『The Game Is On』という曲は楽曲のリフやエフェクトに任天堂のゲームボーイ版テトリスのサウンドや効果音がそのまま使用されており、楽曲のエンディングもゲームオーバー時の生のサウンドで終わる。
  • ※ 参照元:https://ja.wikipedia.org